【2026年版】YouTubeで稼ぐには?企業が”現実的に”収益化するための仕組みと戦略

【2026年版】YouTubeで稼ぐには?企業が"現実的に"収益化するための仕組みと戦略 動画
この記事は約42分で読めます。

YouTubeで収益を上げたいと考える企業や個人事業主が増えています。しかし、多くの方が「登録者数を増やせば収益が得られる」という誤解を持っているのが現状です。実際のYouTube収益の仕組みはもっと複雑で、かつ戦略的です。

収益の本質は、視聴される量(再生数・視聴時間)と収益単価(RPM)の掛け算で決まります。登録者数は確かに重要な指標ですが、それはあくまで「潜在的な視聴者基盤」を示すものに過ぎません。登録者が何万人いても、動画が再生されなければ収益はゼロです。逆に、登録者数が少なくても、検索需要の高いテーマで継続的に視聴される動画を持っていれば、安定した収益を生み出すことができます。

さらに企業にとって重要なのは、広告収益だけに頼らない設計です。問い合わせ獲得、採用強化、指名検索の増加、ブランド認知の向上など、YouTubeを事業成果に接続することで、広告収益以上の価値を生み出すことが可能になります。実際、多くの成功企業は、YouTube広告収益を「副次的な収益」と位置づけ、本質的な事業価値の創出を主目的としています。

本記事では、YouTube収益化の基本的な仕組みから、企業が押さえるべき現実的な数値目標、収益化を阻む落とし穴、そして企業ならではの戦略的活用法まで、YouTube公式情報と最新データに基づいて徹底解説します。2026年現在の最新ルールとトレンドを踏まえた、実践的なガイドとしてご活用ください。

YouTube収益の基本:CPMとRPMを混同しない

YouTube収益の基本:CPMとRPMを混同しない

YouTube収益について語る際、最も混乱しやすいのが「CPM」と「RPM」の違いです。この2つの指標を正しく理解することが、現実的な収益計画を立てる第一歩となります。多くの初心者が「CPMが高いから稼げる」と誤解していますが、実際にクリエイターが受け取る金額を示すのはRPMです。

CPMとRPMの定義と違い

CPM(Cost Per Mille)は、広告主が広告表示1,000回あたりに支払うコストを指します。これは広告主視点の指標であり、YouTube全体に流入する広告費を表現するものです。CPMは収益分配前の金額であり、この金額がそのままクリエイターに支払われるわけではありません。

一方、RPM(Revenue Per Mille)は、クリエイターが視聴1,000回あたりに実際に受け取る総収益を表します。RPMにはYouTubeとクリエイターの収益分配後の金額が反映されるため、CPMより低くなるのが通常です。広告収入に関するアナリティクスを理解する – YouTube ヘルプ

具体的な違いを整理すると:

CPMの特徴:

  • 広告主が支払う金額(広告主視点)
  • 広告とYouTube Premiumからの収益のみが対象
  • 収益化された動画(広告が表示された動画)の再生のみが計算対象
  • YouTube収益分配前の金額

RPMの特徴:

  • クリエイターが受け取る金額(クリエイター視点)
  • 広告、YouTube Premium、メンバーシップ、Super Chat、Super Stickersなど総収益が対象
  • 収益化されていない再生も含むすべての視聴回数が計算対象
  • YouTube収益分配後の実際の受取額

なぜRPMの方が重要なのか

企業がKPI設計するなら「再生数」や「CPM」だけではなく、YouTube Studioで確認できるRPMを基準にした方が現実的です。なぜなら、RPMこそが実際の収益を最も正確に反映する指標だからです。

日本の一般的なチャンネルでRPMは100円~200円程度、内容やジャンルによっては150円~450円程度が標準的な水準とされています。【2025年最新版】YouTube広告収入の仕組みと相場を完全解説

特にビジネス系、金融系、不動産系、IT・テクノロジー系などの専門性が高く、視聴者の購買力が高いジャンルでは、RPMが500円~800円、場合によっては1,000円以上に達するケースも存在します。YouTube CPM & RPM Rates 2025

RPMに影響を与える要素

RPMは様々な要因によって変動します。企業チャンネルを運営する上で、以下の要素を理解しておくことが重要です。

①視聴者の地域 日本、米国、欧州などの先進国からの視聴は高単価です。グローバル展開を考える企業は、英語字幕の追加なども検討価値があります。

②動画の長さ 8分以上の動画では複数の広告枠(ミッドロール広告)を設置できるため、短い動画より高いRPMが期待できます。

③視聴時間 視聴者が動画を最後まで見るほど、広告表示機会が増え、RPMが向上します。視聴維持率の改善が収益に直結します。

④ジャンル・テーマ 企業のマーケティング予算が大きい分野(金融、保険、不動産、BtoB SaaS等)は、広告主の入札額が高く、結果的にRPMも高くなります。

⑤季節性 年末商戦期(11月~12月)は広告需要が高まり、RPMが通常の1.5~2倍になることもあります。企画を戦略的に配置することで収益を最大化できます。

まず押さえる:収益化(YPP)の条件

まず押さえる:収益化(YPP)の条件

YouTubeで広告収益を得るには、原則としてYouTubeパートナープログラム(YPP)への参加が必要です。2026年現在、YPPには段階的な条件が設定されており、利用できる機能に応じて要件が異なります。この段階的なアプローチは、2023年以降に導入されたもので、小規模クリエイターでも早い段階から一部の収益化機能にアクセスできるようになっています。

第1段階:視聴者ファンディング機能の利用

まず、Super Chat、Super Thanks、チャンネルメンバーシップ、YouTubeショッピングなどの視聴者ファンディング機能を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • チャンネル登録者数:500人以上
  • 直近90日間で公開動画を3本以上アップロード
  • かつ、以下のいずれか
    • 直近12か月間の有効な公開動画の総再生時間が3,000時間以上
    • 直近90日の有効な公開ショート動画の視聴回数が300万回以上

この第1段階は、広告収益よりもファンとの直接的な関係構築を重視するクリエイター向けの設計です。BtoB企業でも、ウェビナー参加者やメールマガジン登録者など、既存の顧客基盤がある場合、この段階から収益化のテストができます。

第2段階:広告収益の分配

広告収益およびYouTube Premium収益の分配を受けるには、より高いハードルがあります。

  • チャンネル登録者数:1,000人以上
  • かつ、以下のいずれか
    • 直近12か月間の有効な公開動画の総再生時間が4,000時間以上
    • 直近90日の有効な公開ショート動画の視聴回数が1,000万回以上

これらに加えて、YouTubeチャンネルの利用状況が良好であり、すべてのYouTube収益化ポリシーに準拠していること、そしてYouTubeパートナープログラムが提供されている国や地域に居住していることが必要です。YouTube で収益を得る方法 – YouTube クリエイター

条件達成の現実的なタイムライン

企業チャンネルの場合、適切な戦略を持っていれば、第2段階の条件達成は6か月~12か月程度が現実的な目安です。

登録者1,000人達成の目安:

  • 週1本ペースの投稿で、平均2,000~3,000再生/本を獲得できれば、約6~9か月
  • 検索需要の高いテーマ(ハウツー、比較、解説系)なら、さらに短縮可能

再生時間4,000時間達成の目安:

  • 平均視聴時間8分の動画なら、約30,000回の再生が必要
  • 長尺動画(20分以上)を中心に構成すれば、再生回数のハードルは下がる

重要なのは、登録者数と再生時間は必ずしも同時に達成されるわけではないという点です。多くの場合、再生時間の方が先に達成される傾向があります。これは、検索流入の動画が継続的に視聴されるためです。

収益分配率を理解する

収益化条件をクリアした後に重要なのが、実際の収益分配率です。YouTubeでは動画の形式によって分配率が異なります。

長尺動画(通常の動画)の収益分配

長尺動画では、広告収益の55%がクリエイターに分配されます。残りの45%はYouTubeが受け取り、プラットフォームの運営、技術開発、帯域幅のコストなどに充てられます。

この55%という分配率は、2007年にYouTubeが導入した画期的なモデルであり、当時としては業界で最も高い分配率でした。現在も業界標準として機能しており、YouTubeが「クリエイターエコノミー」を支える重要な仕組みとなっています。Creator Economy: Income Through YouTube

YouTube Shortsの収益分配

一方、YouTube Shortsでは異なる収益モデルが採用されています。ショートフィード内の広告収益がプールされ、そこから音楽ライセンス費用を差し引いた「クリエイタープール」が形成されます。このプールから各クリエイターの視聴シェアに応じて配分された金額の45%がクリエイターの取り分となります。

Shortsの収益分配が長尺より低い理由は、音楽ライセンスコストの分配、広告フォーマットの違い(ショートフィード間の広告)、そしてプール方式による分配という仕組みの違いによるものです。YouTube Shorts monetization policies

企業チャンネルの戦略としては、Shortsを「入口」として活用し、概要欄から長尺動画やチャンネル登録に誘導する設計が効果的です。

Q&A:よくある質問に”現実的に”回答

Q&A:よくある質問に"現実的に"回答

ここでは、企業がYouTube収益化を検討する際に最もよく聞かれる質問に、データと公式情報に基づいて回答します。

Q1. YouTube 1再生で何円?

結論から言えば、一概に言えません。しかし、考え方は明確です。「RPM(1,000再生あたりの収益)÷1,000」で計算できます。

日本の一般的なチャンネルでRPMが100円~200円なら、1再生あたり0.1円~0.2円程度となります。内容やジャンルによってRPMが150円~450円の範囲にあるチャンネルでは、1再生あたり0.15円~0.45円程度です。

ビジネス系、金融系、不動産系、IT・SaaS系などの高単価ジャンルでは、RPMが500円~800円に達することもあり、その場合は1再生あたり0.5円~0.8円程度となります。

重要なのは、YouTubeは「広告が表示されない再生もある」「YouTubeの取り分後」でRPMが決まるという点です。すべての再生が同じ価値を持つわけではなく、以下の要因によって大きく変動します。

1再生あたりの単価に影響する要因:

  • 視聴者の地域(日本・米国・欧州は高単価)
  • 視聴時間(最後まで見られると広告表示機会が増える)
  • 広告のスキップ率(スキップされると収益が減る)
  • 視聴デバイス(PCの方がモバイルより広告単価が高い傾向)
  • 視聴者の属性(年齢、性別、興味関心)

Q2. YouTubeで月3万円を稼ぐとしたら、登録者は何人必要ですか?

これも登録者数だけでは決まりません。月間再生数とRPMの掛け算が本体です。

登録者数は「再生数を安定させるための要因」ではありますが、同じ登録者でも動画設計によって再生数は大きく変わります。登録者1万人でも月間再生数が5万回のチャンネルもあれば、登録者3,000人で月間20万再生を獲得しているチャンネルもあります。

現実的には以下のような計算になります。

月3万円を稼ぐために必要な月間再生数の目安(RPM別):

  • RPM 100円の場合:3万円 ÷ 100円 × 1,000 ≒ 30万再生/月
  • RPM 150円の場合:3万円 ÷ 150円 × 1,000 ≒ 20万再生/月
  • RPM 200円の場合:3万円 ÷ 200円 × 1,000 ≒ 15万再生/月
  • RPM 300円の場合:3万円 ÷ 300円 × 1,000 ≒ 10万再生/月
  • RPM 450円の場合:3万円 ÷ 450円 × 1,000 ≒ 約6.7万再生/月

では、この再生数を得るために必要な登録者数は?これは動画の種類によって大きく異なります。

エンタメ系・トレンド系チャンネル: 登録者の5~15%が新規動画を視聴する傾向があります。月15万再生を得るには、登録者1万~3万人程度が必要になることが多いです。

検索需要の高いハウツー・解説系チャンネル: 検索流入とブラウジング機能(おすすめ)からの流入が主体となるため、登録者数に依存しません。登録者1,000人でも、適切なSEO対策とサムネイル設計で月15万再生は十分に達成可能です。

企業チャンネルの場合、登録者1,000人到達時点は収益額よりも「商談・採用につながる動画資産が溜まってきた」「検索でヒットする動画が増えてきた」と捉える方が健全です。

Q3. YouTubeで1000人登録者でいくら稼げる?

結論:0円~数万円以上まで幅があります

理由は「登録者1,000人」は収益化の入り口条件に近く、再生数が少ないと収益も伸びないためです。具体的なシミュレーションを見てみましょう。

ケース①:月間再生数1万回の場合

  • RPM 200円と仮定:1万 ÷ 1,000 × 200円 = 月収2,000円
  • 年間では約24,000円

ケース②:月間再生数5万回の場合

  • RPM 200円と仮定:5万 ÷ 1,000 × 200円 = 月収1万円
  • 年間では約12万円

ケース③:月間再生数10万回の場合

  • RPM 200円と仮定:10万 ÷ 1,000 × 200円 = 月収2万円
  • RPM 450円の場合:10万 ÷ 1,000 × 450円 = 月収4.5万円
  • 年間では24万円~54万円

登録者1,000人でも、検索需要の高い動画(「〇〇ツール 使い方」「〇〇 エラー 解決方法」など)を複数持っていれば、月間10万再生は十分に達成可能です。実際、IT系チュートリアルやBtoB SaaSの解説動画などは、登録者数以上の再生を獲得しやすい傾向があります。

Q4. YouTubeでNGな行為は?

企業チャンネルにとって特に注意すべきNG行為を詳しく解説します。これらの行為は、収益化停止やアカウント削除のリスクがあるだけでなく、企業ブランドの毀損にも直結します。

①不正なトラフィック(再生数・広告クリックの水増し)

YouTubeは高度な機械学習システムを使用して、実ユーザーの関心に基づかない無効なトラフィックを検知します。検知されると、広告制限・収益調整・最悪の場合アカウント停止の可能性があります。

無効なトラフィックの具体例:

  • 「トラフィック ブースト」「再生数購入」などのサービスの利用
  • ボットやスクリプトを使った自動再生
  • 報酬と引き換えに視聴や広告クリックを促す行為
  • 同じ動画を繰り返し再生させる意図的な行為
  • 社内で再生ノルマを課すなどの組織的な視聴強制

YouTubeは「広告主には無効なトラフィック分の料金を請求せず、妥当かつ可能な場合は払い戻しを行う」としており、その分クリエイターの収益も発生しません。動画の無効なトラフィック – YouTube ヘルプ

企業チャンネルの場合、社内での視聴促進は自然な範囲にとどめ、外部サービスの利用は絶対に避けましょう。

②再利用(reused)・量産(mass-produced)コンテンツ

独自の解説や教育的な価値を十分に付加せずに、他者のコンテンツを再利用したり、テンプレートで大量生産したコンテンツは収益化対象外になり得ます。

YouTubeが問題視する具体例:

  • 他のYouTube動画やオンラインソースのコンテンツを、独自の解説なしに転載
  • テンプレートを使って作成した、動画間で差異がほとんどないコンテンツ
  • 他者が作成したコンテンツに最小限の変更を加えただけのもの
  • AIで自動生成した音声のみで、独自の価値が薄いコンテンツ
  • スライドショー形式で画像を並べただけの動画

YouTubeは「チャンネルの所有者がコンテンツの作成者であると明確に判断できない場合は、チャンネル全体で収益化が無効になる可能性がある」と警告しています。YouTube のチャンネル収益化ポリシー

重要なのは、元のクリエイターから許可を得ていても、独自の価値を付加していなければ収益化は認められないという点です。企業チャンネルでは、自社で撮影・制作したオリジナルコンテンツを基本とし、引用する場合も必ず独自の解説や分析を加えましょう。

③広告に不向きな内容(暴力・過激・性的・ヘイト等)

動画が削除されなくても「広告制限(黄色マーク)」になると、RPMが大幅に下がります。企業ブランドを守る意味でも、コンプライアンスを徹底しましょう。

広告制限の対象となる可能性があるコンテンツ:

  • 暴力的または生々しい描写
  • 不適切な言葉遣いや冒涜的な表現
  • アダルトコンテンツや性的に露骨な内容
  • 有害または危険な行為の助長
  • ヘイトスピーチや差別的な表現
  • 物議を醸す問題(政治・宗教等)の一方的な主張

企業チャンネルの場合、炎上リスクも考慮し、社内でコンテンツ審査のプロセスを設けることを推奨します。

④有料プロモーションの表示義務を怠る(PR表記)

YouTubeには「有料プロモーションを含む」の申告機能があり、適切に使用する必要があります。企業案件、自社製品のプロモーション、アフィリエイトリンクを含む動画では、必ずこの設定を有効にしましょう。

設定方法:

  1. YouTube Studioで動画の詳細ページを開く
  2. 「その他のオプションを表示」をクリック
  3. 「有料プロモーション」セクションで「動画に有料プロモーションが含まれています」をチェック

この設定を怠ると、視聴者からの信頼を失うだけでなく、YouTubeのポリシー違反となり、広告配信が制限される可能性があります。

Q5. YouTubeで10万人登録するといくら稼げる?

結論:登録者10万人=月収◯◯万円、ではありません

10万人でも投稿頻度が低く再生が回らなければ収益は伸びません。逆に数万人でも検索で回り続ける動画があれば安定します。現実的な計算例を示すと、月間50万再生を獲得できるチャンネルの場合:

RPM別の月収シミュレーション(月間50万再生の場合):

  • RPM 100円なら:50万 ÷ 1,000 × 100円 = 月収5万円(年間60万円)
  • RPM 200円なら:50万 ÷ 1,000 × 200円 = 月収10万円(年間120万円)
  • RPM 300円なら:50万 ÷ 1,000 × 300円 = 月収15万円(年間180万円)
  • RPM 450円なら:50万 ÷ 1,000 × 450円 = 月収22.5万円(年間270万円)

登録者10万人のチャンネルでも、投稿頻度が月1本程度で、新規動画が5,000~10,000再生しか獲得できなければ、月収は数万円にとどまります。

一方、登録者3万人でも、検索需要の高い動画を20本持ち、それぞれが月間1万回ずつ再生されれば(合計20万再生)、RPM 300円として月収6万円、年間72万円の安定収益が見込めます。

登録者数は「潜在的な視聴者基盤」を示す指標ですが、収益の直接的な決定要因ではありません。企業チャンネルでは、登録者数よりも「ストック型コンテンツの蓄積」を重視すべきです。

Q6. 日本一年収が高いYouTuberは誰ですか?

注意:日本の”年収ランキング”は推定が多く、公式発表ではありません

多くの推定サイトやメディアが候補として挙げる代表例はHIKAKINですが、金額は推定レンジでブレます。複数チャンネル運営・企業案件・自社事業(UUUM株式会社の役員報酬等)が絡むため、YouTube広告収益だけでは測れません。

ちなみに、登録者数では日本でISSEIさん(6,760万人以上)がHikakinTV(1,950万人)を大きく上回っています。ISSEIさんは釣り系YouTuberで、主に英語圏の視聴者をターゲットにしたショート動画で急成長しました。登録者数はヒカキンの3倍超の6700万人 – PRESIDENT Online

推定年収ランキングサイトでは、HIKAKINの年収を3~5億円程度と推計していますが、これには以下が含まれると考えられます:

  • YouTube広告収益(複数チャンネル合算)
  • 企業案件収益
  • UUUM株式会社からの役員報酬
  • グッズ販売、イベント収益
  • その他の事業収益

企業ブログでは「特定個人の年収断定」は避け、推定値であることと、広告以外の収益源の比率が大きいことを明記するのが安全です。

Q7. YouTubeで5000再生するといくら収入になりますか?

結論:RPM次第。式で出すのが誠実です。

YouTube公式のRPM定義を使うと、概算は「RPM ×(再生数 ÷ 1,000)」となります。

RPM別の収益シミュレーション(5,000再生の場合):

  • RPM 100円なら:100 × (5,000/1,000) = 約500円
  • RPM 150円なら:150 × (5,000/1,000) = 約750円
  • RPM 200円なら:200 × (5,000/1,000) = 約1,000円
  • RPM 300円なら:300 × (5,000/1,000) = 約1,500円
  • RPM 450円なら:450 × (5,000/1,000) = 約2,250円

ただし、Shortsは「1,000再生あたり」の感覚が長尺とズレやすい点に注意が必要です。Shortsは視聴回数が多くても、プール方式による分配のため、長尺動画と同じRPMにはなりません。一般的にShortsのRPMは長尺の1/5~1/10程度と言われています。

企業チャンネルで初めて5,000再生を達成した動画があれば、それは「需要がある証拠」です。同じテーマで関連動画を作成し、再生リストで繋げることで、視聴者をチャンネル内に留め、総視聴時間を伸ばす戦略が有効です。

Q8. YouTubeで副業していくら稼げる?

結論:月数千円~数万円が現実ラインになりやすい一方で、継続と設計で伸びます。

副業YouTubeで重要なのは「撮影・編集の工数」が利益を削る点です。本業との両立を考えると、効率的な動画制作フローの構築が不可欠です。

副業YouTuberの現実的な収益推移:

開始~6か月:月収0~5,000円 この期間は収益化条件の達成に向けた準備期間です。登録者1,000人と再生時間4,000時間の達成に注力します。

6か月~12か月:月収5,000~3万円 収益化条件を達成し、徐々に再生数が安定してきます。週1本ペースの投稿を維持できれば、月間5~10万再生程度が見込めます。

12か月~24か月:月収3万~10万円 過去動画が検索資産として機能し始め、新規投稿だけでなく既存動画からも再生が発生します。ストック型コンテンツの強みが発揮される時期です。

24か月以降:月収10万円以上も可能 チャンネルが軌道に乗り、検索上位表示される動画が増えれば、投稿頻度を落としても安定した収益が見込めます。

企業の場合は、この工数を仕組み化しやすいのが強みとなります。撮影、編集、サムネイル作成、SEO対策などを分業化し、効率的な制作体制を構築できれば、個人副業YouTuberより早く成果を出せる可能性があります。

企業がYouTubeで登録者を増やすには?(数字で管理する運用)

企業がYouTubeで登録者を増やすには?(数字で管理する運用)

ここからが企業ブログらしい本題です。登録者を増やすために、属人的な根性論ではなく、指標→改善のPDCAサイクルで回します。

1) まずKPIを「登録」ではなく「視聴維持」に置く

YouTubeのアルゴリズムは「クリックされた後に見られるか」を最重要視します。YouTubeの目標は「視聴者がプラットフォーム上により長く滞在すること」であり、そのために視聴維持率の高い動画を優先的に推薦します。

したがって、社内の一次KPIは以下に設定すべきです。

①クリック率(CTR:Click Through Rate) 表示された動画のうち、何%がクリックされたかを示す指標です。サムネイルとタイトルの訴求力を測る最も重要な指標です。

  • 一般的な目標値:5~10%
  • 優秀なチャンネル:10~15%以上
  • YouTube Studioの「リーチ」タブで確認可能

CTRを改善するには:

  • サムネイルに明確なベネフィットを表示
  • タイトルで「何が得られるか」を明確に
  • 顔出しの場合は、表情で感情を伝える
  • 文字は大きく、背景とのコントラストを強調

②平均視聴時間 / 視聴維持率 動画の何%まで視聴されたかを示す指標です。コンテンツの質と構成を測る核心的な指標です。

  • 一般的な目標値:40~60%
  • 優秀なチャンネル:60~80%以上
  • YouTube Studioの「エンゲージメント」タブで確認可能

視聴維持率を改善するには:

  • 冒頭3秒で結論や最大の価値を提示
  • 不要な挨拶や前置きを削る
  • 5~7分ごとに視覚的変化を加える
  • チャプター機能で視聴者が目的の箇所に飛べるようにする

③リピーター率(Returning viewers) 新規視聴者と再訪視聴者の割合を示します。チャンネルへの定着度を測る重要な指標です。

  • 初期段階:新規視聴者が80~90%
  • 成熟段階:リピーターが30~50%
  • YouTube Studioの「視聴者」タブで確認可能

リピーター率を改善するには:

  • 動画の最後に「チャンネル登録」を促す
  • 関連動画への誘導を画面上に表示
  • 一貫したブランディング(OP、ED、フォントなど)
  • 定期的な投稿スケジュールの維持

登録者数は、これらの指標が改善された結果として増える「結果指標」と位置づけます。YouTube Studioのアナリティクスでこれらの数値を週次でモニタリングし、PDCAを回すことが重要です。

2) IT企業・BtoB企業が勝ちやすい”検索型テーマ”から着手する

企業はエンタメ勝負よりも、検索需要のあるテーマとの相性が良好です。なぜなら、検索流入の動画は:

  • トレンドに左右されず長期的に再生される
  • 視聴目的が明確なため視聴完了率が高い
  • 専門性が評価されやすく、信頼構築につながる
  • 競合が少ないニッチなテーマでも需要がある

IT企業が狙うべき検索型テーマの具体例:

①ハウツー・チュートリアル系

  • 「〇〇ツール 使い方」「〇〇 設定方法」
  • 「〇〇 エラー 解決」「〇〇 できない 対処法」
  • 画面操作を見せながら解説することで、高い価値を提供

②比較・選び方系

  • 「〇〇ツール 比較」「〇〇サービス おすすめ」
  • 「〇〇 vs △△ 違い」「〇〇 選び方 ポイント」
  • 意思決定を支援するコンテンツは、商談に繋がりやすい

③解説・事例系

  • 「〇〇とは わかりやすく」「〇〇 仕組み 図解」
  • 「〇〇 失敗事例」「〇〇 導入事例」
  • 専門用語を噛み砕いて解説することで、初心者層を獲得

④業界トレンド・ニュース解説

  • 「〇〇 最新アップデート 解説」「〇〇 2026年 動向」
  • 「〇〇 法改正 影響」「〇〇 セキュリティ対策」
  • タイムリーな話題は初速が速く、認知拡大に有効

かつてデジタルレクリム株式会社でもお手伝いしていたYoutubeチャンネルでもハウツー動画が人気でした。

こうしたテーマは視聴目的が明確なため、視聴完了率が高く、検索流入で長期的に再生が積み上がる傾向があります。トレンドに左右されず、資産性の高い動画を構築できるのが企業チャンネルの強みです。

関連記事:YouTube ハイプ 2025 完全ガイド|新機能・使い方・条件を徹底解説では、新機能を活用した成長戦略についても解説しています。

3) 収益より先に”事業成果”へ接続する(企業はここが強い)

YouTube公式も、収益源は広告以外にも複数あると説明していますが、企業の場合はさらに以下の事業成果を重視すべきです。

①問い合わせ・リード獲得 動画の説明欄、カード機能、終了画面を活用してランディングページへ誘導します。動画で課題を提起し、解決策の詳細を自社サイトで提供する導線設計が効果的です。

具体的な施策:

  • 説明欄の最初に問い合わせフォームのURLを配置
  • 動画内で「詳細は説明欄のリンクから」と誘導
  • ホワイトペーパーやeBookのダウンロード特典を用意
  • UTMパラメータで流入元を計測

②採用応募・採用力強化 企業文化、働く環境、社員インタビューなどを伝える動画は、採用力を高めます。求職者は「どんな会社か」「どんな人が働いているか」を知りたがっています。

具体的な施策:

  • 社員の1日の流れを紹介する動画
  • 開発環境やオフィスツアー動画
  • エンジニア対談、技術解説動画
  • 新卒・中途採用者のリアルな声

採用1名あたりのコストは、中途採用で100万円以上かかることも珍しくありません。YouTube経由で優秀な人材を採用できれば、広告収益以上のROIが得られます。

③ウェビナー・イベント申込 動画視聴者を次のステップ(ウェビナー、セミナー、展示会等)へ誘導します。動画で興味を喚起し、より深い情報をウェビナーで提供する流れは、BtoB企業の王道戦略です。

具体的な施策:

  • 動画の最後にウェビナー告知を入れる
  • 限定公開動画をウェビナー参加特典にする
  • 過去のウェビナーをダイジェスト版として公開
  • コメント欄でイベント情報を定期的に告知

④指名検索の増加・ブランド認知 YouTubeで認知された視聴者が、Google検索で社名やサービス名を検索してくれるようになります。これは指名検索(ブランド検索)の増加につながり、SEO効果も期待できます。

計測方法:

  • Google Search Consoleで「ブランド名」の検索数推移を確認
  • Google Analyticsで「direct」「organic search」の増加を確認
  • 問い合わせフォームに「YouTube経由」の選択肢を追加

広告RPMが月数万円でも、1件の商談や1名の優秀な採用に繋がれば、ROIは大きくプラスになります。企業チャンネルの真価はここにあります。

YouTube動画を活用したブランディングについては、YouTube配信で見かける「王冠マーク」って何?トップファンランキングを徹底解説も参考になります。

4) ルール遵守とブランド毀損対策(企業ほど重要)

不正トラフィックや量産・再利用系のコンテンツは、収益以前に企業リスクになります。YouTubeは無効なトラフィックの例として「ブーストサービス」等を挙げ、広告制限や収益調整の可能性を明示しています。

企業チャンネルでは以下の点にも注意が必要です。

①著作権への配慮 BGM、画像、動画素材は必ずライセンス確認を行います。YouTube Audio Libraryや商用利用可能な素材サイトを活用しましょう。

推奨素材サイト:

  • YouTube Audio Library(無料)
  • Artlist(有料・商用利用可)
  • Epidemic Sound(有料・商用利用可)
  • Pixabay、Pexels(無料・商用利用可の映像素材)

②コンプライアンス遵守 景品表示法(優良誤認・有利誤認)、薬機法(医薬品等の効能効果の表現)など、業界特有の規制を確認します。特にBtoC向けのサービスを扱う場合は、法務部門のチェックを入れることを推奨します。

③炎上リスク管理 コメント欄の監視体制を整備します。YouTube Studioの「保留中のコメント」機能を活用し、不適切なコメントを事前に除外できます。

設定方法:

  • YouTube Studio →「設定」→「コミュニティ」
  • 「特定の単語を常にブロックする」でNGワードを登録
  • 「コメントを確認のため保留」を有効化

④アクセシビリティ対応 字幕機能の活用で視聴者層を拡大できます。YouTubeの自動字幕は精度が高いですが、専門用語が多い場合は手動で修正しましょう。

字幕のメリット:

  • 音声を出せない環境でも視聴可能
  • 検索エンジンが字幕テキストをインデックス
  • 聴覚障害者や外国語話者もアクセス可能
  • SEO効果(字幕内のキーワードが検索対象に)

技術的なトラブルについては、YouTubeの動画だけが暗く見える?原因と直し方【スマホ・PC対応】のような基本的な対処法も押さえておくと良いでしょう。

まとめ:YouTubeで稼ぐ”現実”は、再生数×RPM+事業接続

まとめ:YouTubeで稼ぐ"現実"は、再生数×RPM+事業接続

YouTubeは夢がある一方で、広告収益は変動が大きいのも事実です。だからこそ企業は以下の3つの柱で取り組むべきです。

第一の柱:公式ルールに沿った運用

YouTubeパートナープログラムの条件を満たし、収益化ポリシーを遵守することが大前提です。不正なトラフィックや再利用コンテンツのリスクを理解し、健全なチャンネル運営を行いましょう。

具体的なチェックリスト:

  • ✅ 収益化条件(登録者1,000人+再生時間4,000時間)を正攻法で達成
  • ✅ すべてのコンテンツがオリジナルまたは適切にライセンスされている
  • ✅ 広告に適したコンテンツ(暴力・過激表現なし)を維持
  • ✅ 有料プロモーションの申告を適切に行う
  • ✅ 著作権侵害の申し立てがない状態を保つ

YouTube で収益を得る方法などの公式情報を定期的に確認し、ポリシー変更にも対応しましょう。

第二の柱:数字で改善するPDCAサイクル

RPM、CTR、視聴維持率などの指標をYouTube Studioで継続的にモニタリングし、データドリブンで改善を重ねます。感覚ではなく数値に基づいた意思決定が成功への近道です。

週次でモニタリングすべき指標:

  • 📊 RPM(収益効率の把握)
  • 📊 CTR(サムネイル・タイトルの効果測定)
  • 📊 平均視聴時間・視聴維持率(コンテンツの質)
  • 📊 トラフィックソース(検索、ブラウジング、外部など)
  • 📊 視聴者属性(年齢、性別、地域)

これらの数値をスプレッドシートやBIツールで可視化し、チーム内で共有することで、属人化を防ぎ、組織的な改善が可能になります。

第三の柱:事業成果への接続設計

広告収益だけに依存せず、問い合わせ、採用、ウェビナー申込など、自社の事業目標に直結する成果指標を設定します。これこそが企業がYouTubeを活用する最大の価値です。

事業成果を測定する指標例:

  • 🎯 YouTube経由の問い合わせ数
  • 🎯 YouTube経由の採用応募数
  • 🎯 動画視聴後のウェビナー申込率
  • 🎯 指名検索数の増加率
  • 🎯 ブランド認知度調査のスコア向上

YouTubeは「登録者数を増やすゲーム」ではありません。視聴者に価値を提供し、その結果として事業成果につなげる戦略的なマーケティングツールです。本記事で紹介した公式ルールと現実的な数値目標を参考に、自社に最適なYouTube戦略を構築してください。

最後に、企業チャンネル成功の秘訣は「継続」です。最初の3~6か月は成果が見えにくい時期ですが、検索資産が蓄積され始める6か月以降から、複利的に効果が現れます。焦らず、質の高いコンテンツを積み上げていくことが、長期的な成功への確実な道です。

参考リンク

YouTube公式情報

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この記事は2026年1月時点の情報に基づいています。YouTubeのポリシーやアルゴリズムは定期的に更新されるため、最新情報は公式ヘルプセンターをご確認ください。

SEO・MEO対策やAI活用など、デジタルマーケティングに関する記事を執筆。「難しいことを、分かりやすく」をモットーに、実践的な情報発信を行っています。

猫専門情報サイトのディレクターとしても活動中。Mofooで得た経験と、AI技術の日々の研究を組み合わせ、より良いコンテンツ制作を追求しています。

食べ歩きが趣味で、休日は都内のカフェやレストランを巡ることも。猫とグルメ、そしてテクノロジー——多様な視点から、読者に役立つ情報をお届けします。

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