読み:じぇいそん / 分野:IT・システム
JSONとは、データを「名前」と「値」の組み合わせで表す、コンピュータ間でやり取りしやすい文書形式です。
JSON(ジェイソン)とは、データを「名前」と「値」の組み合わせで整理して表す、文書の書き方の決まりごとです。システムやアプリ同士がデータをやり取りする際の、共通のフォーマットとして広く使われています。
意味
JSONは「JavaScript Object Notation」の略で、もとはプログラミング言語JavaScriptのデータ表現方法から生まれました。現在は特定の言語に縛られず、多くのシステムで共通して使える形式として定着しています。中身は「氏名:山田太郎」のように、項目名と値を中括弧やカッコで区切って並べたシンプルな構造です。人が読んでも意味がある程度分かり、かつコンピュータも機械的に読み取りやすいという特徴があります。Webサービスが外部のシステムとデータをやり取りする窓口であるAPI(システム同士をつなぐ仕組み)では、やり取りするデータの形式としてJSONが標準的に使われています。
使われる場面と具体例
- システム担当者が、自社の業務システムと外部サービスを連携させる際、両者の間でJSON形式のデータを受け渡しする設定を行う。
- Web制作会社が、サイトの設定情報や商品データを管理しやすい形で保存・共有するために、JSON形式のファイルを用いる。
- 開発者が、生成AIのAPIを呼び出して回答を受け取る際、質問や回答の内容がJSON形式でやり取りされる。
中小企業が押さえたい点
- JSON自体は専門知識がなくても「データのやり取りに使われる共通言語」と理解しておけば十分で、詳細な文法を覚える必要はありません。
- 外部サービスとの連携を依頼する際、相手先が「JSON形式でのデータ出力に対応しているか」を確認すると、連携のしやすさが分かります。
- データの中身(氏名や金額など)が正しく入っているかは人の目でも確認できるため、連携テストの際にJSONの中身をのぞいてみると誤りに気づきやすくなります。
よくある誤解
- JSONをプログラミング言語そのものだと思われがちですが、実際はデータを表すための書式であり、言語ではありません。
- JSONはJavaScript専用の仕組みだと誤解されることがありますが、現在はPythonやJavaなど多くの言語から扱える汎用的な形式です。
よくある質問
Q. JSONとCSVは何が違いますか。
A. CSVは表形式の単純なデータ向きで、JSONは項目が入れ子になった複雑なデータ構造も表現できる点が異なります。
Q. JSONを扱うのに専用のソフトが必要ですか。
A. 中身は文字の羅列なので、メモ帳のような一般的なテキストエディタでも開いて確認できます。
Q. 自社でJSONを理解していないと連携できませんか。
A. 実際のやり取りは開発者やシステムが行うため、担当者は仕組みの概要を理解していれば判断業務に支障はありません。
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