パーマリンクとは、ウェブページごとに設定される固定のURLのことです。「パーマネント(永続的な)リンク」の略で、一度決めたら基本的に変更しない前提の住所のような文字列を指します。
意味
ウェブサイトは、CMS(コンテンツ管理システム)などで記事やページを作成すると、自動的にURLが割り当てられる仕組みになっています。このとき生成されるURLをどのような形式にするかを決めるのがパーマリンクの設定です。たとえば「ドメイン名/記事のID番号」という形式にするか、「ドメイン名/カテゴリ名/記事タイトルの英語表記」という形式にするかなどを選べます。重要なのは、一度公開して外部に知られたURLは、後から変更すると不具合が起きやすいという点です。検索エンジンに登録された情報や、他サイトからのリンク、SNSでのシェアはすべて元のURLを前提にしているため、URLを変えると「ページが見つからない」という状態を招きかねません。そのためパーマリンクは、サイト運用を始める前にできるだけ安定した形式を決めておくことが望ましいとされています。
使われる場面と具体例
- Webサイト担当者が、CMSの初期設定でパーマリンクの形式(数字の羅列にするか、英語の単語を使うかなど)を選ぶ場面。公開後の運用のしやすさに関わります。
- マーケティング担当者が、検索結果や名刺・広告に記載するURLを決める際、内容が推測しやすい文字列になっているか確認する場面。
- サイトリニューアルの担当者が、ページ構成を変える際に、既存のパーマリンクを維持するか、変更後に転送設定(301リダイレクト)を行うかを検討する場面。
中小企業が押さえたい点
- サイト開設時や記事作成時に、パーマリンクの形式をあらかじめ決めておくこと。後から方針を変えると、過去の記事のURLがばらばらになりやすいためです。
- 日本語をそのままURLに使う設定は避け、英数字中心の形式にしておくこと。日本語URLはリンクをコピーした際に文字化けしたように見えることがあり、共有時に扱いにくくなります。
- URLをやむを得ず変更する場合は、必ず旧URLから新URLへの転送(301リダイレクト)を設定すること。設定を怠ると、検索順位の低下やアクセス数の減少につながるおそれがあります。
よくある誤解
- 「パーマリンクは一度決めたら絶対に変更できない」という誤解がありますが、変更自体は可能です。ただし影響が大きいため、安易な変更は避けるべきというのが実情です。
- 「URLの見た目は検索順位に直接大きく影響する」と思われがちですが、URLの形式そのものよりも、ページの内容や使いやすさのほうが評価に与える影響は大きいとされています。
よくある質問
Q. パーマリンクはどの段階で決めるべきですか。
A. サイトを公開する前、記事を量産し始める前の段階で決めておくことが望ましいです。後からの変更は手間と影響が大きくなります。
Q. 既存サイトのパーマリンクを変更したい場合はどうすればよいですか。
A. 変更後は旧URLから新URLへの301リダイレクトを必ず設定し、検索エンジンや利用者が迷わないようにする必要があります。
Q. パーマリンクに日本語を使ってはいけないのですか。
A. 禁止されているわけではありませんが、共有時に文字化けして見えることがあるため、英数字での設定が一般的に推奨されています。
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