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マイナンバーカードの更新|2027年度まで続く更新ラッシュと手続き、次期カードの予定【2026年9月時点】

マイナンバーカードのカード本体と電子証明書の有効期限、2025〜2027年度に続く更新の見込み件数、更新の手続き(電子証明書は窓口のみ・手数料無料)、マイナ保険証、スマホのマイナンバーカード、次期カードの予定を公式情報にもとづいて解説します…

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マイナンバーカードの更新。期限を知る、窓口で更新、次期カードへの3つの流れを示した図

この記事の要点

  • 有効期限は2つある|カード本体と電子証明書
  • なぜ更新が集中しているのか
  • 更新の手続きの流れ

マイナンバーカードの「更新」の通知が届いた。けれど、何をいつまでに、どこで手続きすればよいのかが分からない。役所の窓口が混んでいると聞いて不安になっている——そういう方に向けて書いています。

先にお伝えしておくと、マイナンバーカードの更新の混雑は2025年だけの話ではありません。国の見込みでは、2026年度、2027年度と更新の山が続き、いちばん多いのは2027年度です。

この記事では次のことが分かります。

  • カード本体と電子証明書、2つの有効期限の違い
  • なぜ更新が集中しているのか(国が見込む更新の件数)
  • 更新の手続きの流れと、よくある勘違い
  • マイナ保険証・スマホのマイナンバーカード・次期マイナンバーカードの予定

内容は、デジタル庁・総務省・地方公共団体情報システム機構(J-LIS)・厚生労働省などの公式情報をもとに、2026年9月時点でまとめています。

有効期限は2つある|カード本体と電子証明書

マイナンバーカードには、カード本体の有効期限と、カードに入っている電子証明書の有効期限の2つがあります。期限も手続きも別々です。

有効期限 切れるとどうなるか
カード本体 18歳以上:発行から10回目の誕生日まで
18歳未満:発行から5回目の誕生日まで
本人確認の書類として使えなくなる
電子証明書 年齢にかかわらず、発行から5回目の誕生日まで e-Taxやマイナポータルなど、オンラインの手続きに使えなくなる

18歳以上の人は、カード本体は10年もつのに、電子証明書は5年で切れます。カードの表面に書かれた期限だけを見て安心していると、電子証明書が先に切れることがあるので注意してください。

出典:マイナンバーカード総合サイト(J-LIS)

なぜ更新が集中しているのか

マイナンバーカードは、2015〜2016年の交付開始の時期と、2020〜2022年のマイナポイントの時期に、多くの人が一斉に作りました。その人たちのカード本体の10年更新と、電子証明書の5年更新が、ここ数年に重なっています。

総務省は、更新の件数を次のように見込んでいます。

年度 カード本体の更新 電子証明書の更新
2025年度 約1,200万件 約1,580万件
2026年度 約590万件 約1,430万件
2027年度 約710万件 約2,100万件

出典:総務省の資料(PDF)

2027年度は、マイナポイントの第2弾のころにカードを作った人たちの電子証明書が、5年の期限を迎えます。窓口の混雑は2027年度にかけて続くと考えて、通知が届いたら早めに動くのが確実です。

更新の手続きの流れ

マイナンバーカードの更新の流れ:01 有効期限通知書が届く/02 何の更新かを確かめる/03 カード本体はスマホなどで申請/04 電子証明書は窓口で更新/05 窓口で受け取る・手続きを終える

カード本体の更新

有効期限の2〜3か月前をめどに、「有効期限通知書」が届きます。手続きは有効期限の3か月前からできます。

カード本体の申請は、スマートフォン・パソコン・証明写真機・郵送のいずれかでできます。申請から受け取りまでは通常1か月ほどかかり、受け取りは市区町村の窓口です。

電子証明書の更新

電子証明書の更新は、住民登録のある市区町村の窓口で行います。オンラインでの更新はできません。本人が行けない場合は、代理人による手続きもできます。

出典:マイナンバーカード総合サイト よくある質問

手数料

有効期限による更新は、カード本体・電子証明書とも手数料は無料です。

よくある勘違い

  • 「電子証明書はスマホで更新できる」:できません。窓口での手続きが必要です
  • 「カードの期限が先だから大丈夫」:電子証明書は5年で先に切れることがあります
  • 「更新にはお金がかかる」:有効期限による更新は無料です

電子証明書が切れると、どうなるか

電子証明書が切れると、e-Taxでの確定申告、マイナポータル、各種のオンライン申請など、電子証明書を使うオンラインの手続きができなくなります。

一方、健康保険証として使う「マイナ保険証」は、電子証明書の有効期限が切れても、期限の月の末日から3か月間は引き続き使えます。その間に更新を済ませてください。

出典:厚生労働省

マイナ保険証と資格確認書

時期 できごと
2024年12月2日 従来の健康保険証の新規発行が停止
2025年12月1日 従来の健康保険証の有効期限が終了
2026年7月31日 期限切れの保険証を受け付ける暫定的な扱いが終了

いまは、医療機関でマイナ保険証か資格確認書を出す必要があります。マイナ保険証の利用登録をしていない人には、資格確認書が申請なしで交付されます。

スマホのマイナンバーカード

  • iPhone:2025年6月24日から「iPhoneのマイナンバーカード」が使えます
  • Android:2023年5月からスマホ用電子証明書が使えます。2026年秋ごろに「Androidのマイナンバーカード」へ切り替え、氏名・住所などの基本4情報も載せる予定です
  • アプリ:マイナポータルアプリとデジタル認証アプリは、「マイナアプリ」にまとめる予定です

出典:デジタル庁(iPhone)、デジタル庁(Android)

次期マイナンバーカードの予定

「マイナンバーカードが廃止される」という話を見かけることがありますが、廃止ではなく、新しいカードへの切り替えが進められています。2026年7月21日に閣議決定された国の重点計画では、次期マイナンバーカードを2029年度中に導入することを目指すとされています。

カードの設計の方向は、2024年3月に国の検討会のまとめ(案)で次のように示されています。

  • 性別は券面に書かず、ICチップにだけ記録する
  • 電子証明書の有効期間を5年から10年に延ばす(18歳未満は5年のまま)
  • 暗号の方式をより強いものにする

今のカードの更新が近い人は、次期カードを待たずに、今の手続きで更新して問題ありません。出典:デジタル社会の実現に向けた重点計画(2026年)

運転免許証との一体化(マイナ免許証)

マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」は、2025年3月24日から全国で運用されています。出典:警察庁

会社の担当者が気をつけること

社員の電子証明書が切れると、社会保険や税のオンライン手続きで本人の電子署名が必要な場面に支障が出ることがあります。更新の時期は人によって違うため、社内で「通知が届いたら早めに窓口へ」と呼びかけるだけでも効果があります。

また、国の重点計画では、携帯電話の非対面の契約では2026年4月1日から、金融機関などでは2027年4月1日から、本人確認のルールが変わることが示されています。お客様の本人確認をオンラインで行っている会社は、自社の手続きが対象になるかを確かめてください。

よくある質問

ご相談者

Q1. 電子証明書の更新は、スマホやパソコンでできますか?

担当者

A1. できません。電子証明書の更新は、住民登録のある市区町村の窓口で行います。本人が行けない場合は、代理人による手続きもできます。

ご相談者

Q2. 更新にお金はかかりますか?

担当者

A2. 有効期限による更新は、カード本体・電子証明書とも手数料は無料です。

ご相談者

Q3. いつから更新の手続きができますか?

担当者

A3. 有効期限の3か月前からできます。有効期限の2〜3か月前をめどに、有効期限通知書が届きます。

ご相談者

Q4. 電子証明書の期限が切れたら、保険証として使えなくなりますか?

担当者

A4. すぐには使えなくなりません。マイナ保険証は、電子証明書の有効期限の月の末日から3か月間は引き続き使えます。その間に更新を済ませてください。

ご相談者

Q5. 次期マイナンバーカードが出るまで、更新を待ったほうがよいですか?

担当者

A5. 待つ必要はありません。次期カードは2029年度中の導入が目標とされており、今のカードの期限が近い人は、今の手続きで更新してください。

ご相談者

Q6. マイナンバーカードは廃止されるのですか?

担当者

A6. 廃止ではありません。より安全で使いやすい次期マイナンバーカードへの切り替えが予定されています。

まとめ

  • マイナンバーカードにはカード本体と電子証明書の2つの有効期限があり、電子証明書は5年で先に切れることがある
  • 更新の混雑は2027年度にかけて続き、電子証明書の更新は2027年度がいちばん多い
  • 電子証明書の更新は市区町村の窓口のみ。オンラインではできない。手数料は無料
  • 電子証明書が切れても、マイナ保険証は期限の月末から3か月間は使える
  • 次期マイナンバーカードは2029年度中の導入が目標。今のカードは今の手続きで更新してよい

制度の内容は変わることがあります。手続きの前には、お住まいの市区町村とマイナンバーカード総合サイトで最新の情報を確かめてください。

デジタルレクリム株式会社で、SEO・MEO対策やAI活用など、デジタルマーケティングに関する記事を執筆。「難しいことを、分かりやすく」をモットーに、実践的な情報発信を行っています。

猫専門情報サイトのディレクターとしても活動中。Mofooで得た経験と、AI技術の日々の研究を組み合わせ、より良いコンテンツ制作を追求しています。

食べ歩きが趣味で、休日は都内のカフェやレストランを巡ることも。猫とグルメ、そしてテクノロジー——多様な視点から、読者に役立つ情報をお届けします。

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